カンボジアの素:インターネット

この記事は90年代にミニコミとして出版したガイドブック「カンボジアの素」に書いた記事を復刻したものです。後年、情報を追記したりしていますが、全体的に古すぎ、記述が攻撃的で、正確ではありませんので、読んで懐かしむ程度でお願い致します。

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雑草のように生い茂っていたインターネットカフェは、最近過当競争で減りつつある。高速な店とそうでない店の格差も激しく、低速な店は64Kを 10人で使い回しとか当たり前、尚かつ全員がボイスチャットしてたりすると、ほぼ共食い自滅状態。

速いので有名なのは、モニボン通りのワット・コー周辺。寂れたところにある店は大抵低速。

どうしても巨大ファイルをダウンロードしたいとか、五人でビデオチャットしたりとか、16人でHALOやりたい人は、くされネットカフェでちまちまストレスためるよりも、素直にPICカード(プリペイドインターネットのカード)を買い、パソコンに無線LANのアンテナつけて、市内の「ホットポイント」という無線アクセスポイントに出向くべし。

ホットポイントは空港のほか、高級ホテルのロビーとか、高級なムードの喫茶店とか、モニボン通りの某ハンバーガー店など、市内に確か五箇所くらいしかないのだけど、使ってる人がほとんどいないので、実測で1メガ近い速さが出てるときもあり、電波障害で遅くなってるヤフーBBより速いときもあって感激するでしょう。

ただし高い。2-3時間で10ドルくらい平気でかかるので、割引時間帯を計算するなりして安くあげるべし。高額のカードを買うと割引率が高いので、まとめて何日も使う予定がある場合、100ドルカードとか買ってしまった方が結局オトクです。

尚、PICカードはホットポイントのある場所で購入可能。余談だが、電源がある場所とそうでない場所があるので、バッテリーのいかれたノートを持ち込む場合は注意が必要である。(2004・K)

パソコンと携帯電話。そして、携帯電話とパソコンをつなげるUSB接続キットがあれば、コゲテルというISPが販売しているPICカードというプリペイドカードを買うことで、国内大体どこでもダイヤルアップでインターネットできます。
(文・アジアの素編集部)



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