プノンペンの美味しいもの2012総括

プノンペンにも日本で普通に行くような飲食店が増えた。

ちょっと前は韓国人が経営するトンカツとはチョト違う「トンカシ」みたいな店も少なくなく、それはそれでごくたまに利用していたが、「日本人入店禁止」を謳う店、空港近くに「独島」とかいう韓国料理屋がオープンするに至って気分的に行く気がしなくなり、ちょうどそれに前後して時代が変わったのは良かった良かった!


こちら、普通に美味しいハンバーグ定食だのトンカツ定食が8ドル。昼ならもうちょっと安いかも。毎日行くにはちょっとアレな価格だが、たまにはいいかも。


こちらは市内真ん中へんにオープンしたカフェ。日本のカレーがメイン。


関西出身のB氏曰く「パンチがないねー」とのことだが、パンチのあるカレーが苦手な私は充分美味しくいただけた。ランチタイムはネクタイしめたリーマン軍団の姿も見られ、目隠しをされてトランクに入れられた状態で連れてこられたら、一瞬、東京のお店かと錯覚してしまいそうな雰囲気である。

ご参考までに、ウェイトレスは色白のメガネっ娘。昔、新大久保駅前のシュベールという喫茶店に同系統のウェイトレスがおり、店内に貼ってあった「ストーカー行為禁止!」というポスターがふと脳裏に蘇った。プノンペンにも遠からず、そんな時代が到来するのだろうか?


高級そうだが、どんな味がするのか謎の料理。メニューのお品書きが95%腐ってる店だの、庭でクマ飼ってる店だの(ここでも食中毒喰らった)、そんなのしかなかった時代が夢みたいだ。


色々できてめでたしめでたし。でも私が一番好きなのは、このお店の自称・ナシレマック定食2.80セント。よく見るとチョト違うんだけど許容範囲内。ランチタイムのコックは作り方を理解していないせいか、ココナツライスではなく、プレーンの白米を出してくるので夕方以降しかオーダーできないのがタマにキズ。本来は朝食メニューなんだけどな。

バンコクから来た知人から気味の悪い話を聞いた。自分には関係ないのでどうでもいいけど、駐在ビジネスマンの皆さん。本業と関係ないところで名刺をばら撒くのはやめましょう。
(文・クーロン黒沢)



“プノンペンの美味しいもの2012総括” への1件のコメント

  1. B より:

    「京都」の土井さん、どうしているのかなぁ。
    あの頃だと、あれでも日本食レストランだったのだ。
    パラグアイ移住の夢、かなえば良かったのだが。

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