マッサージ店の中にコンドーム?知ったこっちゃねえもんで

近頃読んだ記事によれば、カンボジアの官憲は風俗施設の摘発にあたり、施設内のコンドーム有無を関係者を逮捕する根拠としているそうな。つまり、マッサージ店の中にコンドームがあれば、イコールその店は売春宿というわけで、それはまあ図星といえば図星なのだが……。

もちろん、そういった売春宿の店主がセーフセックスのため逮捕覚悟で身を呈すはずもなく、従業員が病気になろうが知ったこっちゃねえもんでコンドームは捨てとけ! てな風潮が生まれるのは自明であり、カンボジアにあるマッサージ店の(控えめに見積もって)六割がにわか風俗店であるという実情を踏まえると、全てのしわ寄せがそこで働く女性(と客)に来るというわけです。

様々な組織がコンドームの普及に努め、高かったHIV感染者がここ10年で大幅減少している(らしい)いま、まさに今までの苦労が水泡に化そうとしているわけだが、点数(小遣い)稼ぎに必死なお巡りが悔い改める可能性は絶望的ですね。
(文・クーロン黒沢)

[参照] When safe sex isn’t



“マッサージ店の中にコンドーム?知ったこっちゃねえもんで” への2件のフィードバック

  1. 陳国載 より:

    スラオムアナマイナンバーワン切手、只今シアヌーク通りの郵便局で絶賛発売中。
    日本向け絵葉書にはドラゴンボート2200R貼ってくれるが、お勘定は何故か2500R(ナンバーワンプレミアか?)

  2. ビンロウ所長 より:

    その昔、ソ連の人工衛星や宇宙飛行士の切手がカンボジアから発行されて、全然自国と関係ないじゃん!とツッコミ入れたくなったけど・・・。
    今度はNO1コンドームの切手?!
    マジで売ってるんですか?

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