スーパーK? プノンペンの市場で出来の良い100ドル札の束を買いました

売ってる人たちは何も感じないのでしょうか? アジアの七不思議を体感できる不思議な逸品をゲット!

プノンペン中心部、安宿の並ぶごみごみした一角にそびえ立つオルセイ市場。この巨大市場の一角に、葬儀用品を売る店が集まってます。

ずらり並んだスピリチュアルグッズ──。線香、御札、お盆に燃やすボール紙の豪邸、ボール紙のレクサスRX330、ボール紙の延べ棒。そして……札束!

これら札束もお盆に燃やし、あの世の先祖に届けるためのもの。閻魔大王の肖像のついた地獄銀行紙幣とか、色々バリエーションがあって思わず微笑んでしまいます。

そんな中にちょっとヤバい札が並んでました。連邦準備銀行発行の100ドル。そのまんまです。そのまんま。どっかいじってあると思ったけど、両面そのまま100ドルでした。

紙質は若干ざらついており、うすぼけた感じですが、手触りもそれっぽくて悪質。真贋の判断基準である透かしやインクの盛り上がりはありません。

早速一束買って、自宅の床に散らして記念撮影などしてしまいました。いやー。1メートル離れたら本物にしか見えません。中学生時代の私なら絶対これ、高級車の窓から往来にバラまいて後ろ観察しますね。大変な事態が起こりそう。

見た目はともかく質感がイマイチで悪用しようもありませんが、生まれて一度も100ドル札に触ったことのない人は騙される可能性もゼロとは言えません。なんとかしたほうが良いのでは?
(文・クーロン黒沢)

オルセイ市場

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